桐創祭小噺(2)桐創祭という名前の秘密

こんにちは。文化祭実行委員会副委員長のK.O.と申します。
幹部日記を使って桐創祭に関する色々な裏話を投稿しようと『桐創祭小噺』という連載をしています!
※毎日1話ずつ、全15話を目標に頑張ります!!!!!!✌

今のところ毎日投稿!いつまで続くのか、見物ですね(笑)

“桐創祭”という名前

茗溪学園の関係者なら皆様ご存知「桐創祭」ですが、なぜ「桐」「創」「祭」なのか、気になりませんか?🤔
かくいう私も今年で幹部3年目ですが、はっきりとした答えはこれまで知りませんでした(-_-;)
茗溪祭でもいいはずなのに…なぜ桐創祭なのか、茗溪の授業カリキュラムでは「なぜそうなるのか」を考えることを重んじています。ということで、私自身の考察も含めて、お話ししていきたいと思います!
因みに、文実幹部の中には、「とうそうさい」とパソコンに打ち込んでも絶対変換してくれなくて「きりそうまつり」と打ち込む人が多いとか多くないとか…😂

表向きの”桐創祭”の意味

前回、チャリ隊という、文実幹部が小隊に分かれて自転車に乗り、学校周辺の近隣施設に桐創祭のポスターを貼っていただく依頼をする という施設側の視点で見ると何とも迷惑な仕事(笑)がありました。その際に配布した文書を読んでみると、以下のように記載されていました。

本学園では、世界で活躍するための技術「Studyskills」を身につけさせる教育の一貫として、文化祭を創造性・公共性・協調性を伸ばす場と考え、「桐創祭」と名付け、生徒が自主的に取り組んで活動を行っています。

「桐創祭ポスター掲示依頼書」より 

何とも立派な理由ですね。文実幹部の6年生に聞いてみても、過半数は知りませんでした。😅後付けされたものなのか、真意は明らかではありませんが、現在の学校運営側ではこのような位置付けになっているらしいです。

“桐創祭”を形象よみしてみよう

茗溪学園で国語の授業を受けたことのある人にはお馴染みの「形象よみ」です。茗溪生以外でこの記事を読まれている物好きな方へ簡単に説明すると、茗溪の国語の授業では、主に小説を読むとき、文章を単語ごとに切り取って、それを別の言葉に形象していき、作者がその単語にこめたメッセージを掴み取ろうという読み方です。興味がある小・中学生の方は、ぜひ茗溪に来て、学んでみてください。きっと楽しいですよ(^∇^)

「桐」

①植物の桐

②5月頃に花が咲く

 →桐創祭の開催される6月上旬も桐の盛り

③五三の桐は茗溪のシンボル

④成長のはやい木

 →茗溪生の隠喩? 

 →成長し続けている木

⑤鳳凰のとまる木

 →伝説の鳥

 →特別な木

⑥青々とした葉っぱ

 →爽やかな色

「創」

①訓読みでは「創る」

②「作る」や「造る」ではない

 →「創る」だと0から生み出すというイメージが加わる

③読み方は「そう」

 →「桐」の「とう」と韻を踏んでる?

形象よみから導かれる”桐創祭”という名前の意味

以上のことから、桐創祭には、「他と比べて爽やかで特別な桐の木のような成長し続けている茗溪生がゼロから生み出すお祭り」ということになります🎉これに加えて、開催時期が桐の旬だったり、茗溪のシンボルと一緒だったりというところでこの”桐創祭”という名前になったのでしょう。

(正確な理由に関しては、記録がないので、当時の関係者しか知り得ません…)

さいごに

ここまで読んでいただいた皆様、ありがとうございます!桐創祭の名前の意味はご理解いただけましたでしょうか?😊

桐創祭に限らず、人間が定めたもののほとんどには理由がございます。どんなに小さなことにも疑問を持って、とことん自分の答えに納得できるまで調べ続けることが大切なのです。そうして得た知識はしばしば役に立つものです。

なんだか説教臭くなってしまいましたね( ・ ω < )今回はこの辺で筆を止めようと思います。明日はどんな投稿にしよう…はやくもネタ切れぎみの副委員長O.K.でした(笑)

p.s.それはそうとして「とうそうさい」と入力して「桐創祭」が出てこないのは本当に不便なんだよな…😓

絵文字追加協力:自称・何でも答えられる生成AI C.G.さん(投稿主はこれは間違いだと思いますが、”自称”なので…)